COLUMN

アキスクコラム

  1. HOME
  2. コラム
  3. 空き家について
  4. 空き家買取のメリット・デメリットとは?不動産業者の選び方も解説

空き家買取のメリット・デメリットとは?不動産業者の選び方も解説

「空き家を手放したいけどどうすればいいかわからない」「売りに出してみたけど売れない」など、空き家を所有していて困っていることはないでしょうか。
空き家は所有しているだけで、支出がかさんでいきます。できるだけ早く手放したいけど、できれば高く買い取ってほしいものです。

そこで、本記事では空き家買取のメリットやデメリット、不動産会社の選び方などを詳しく解説していきます。
空き家を買取に出そうか迷っているという人はぜひ、参考にしてみてください。

空き家買取のメリット

空き家の屋根に蔦が生い茂っている写真。

空き家の買取には、いくつかのメリットがあります。
そもそも、空き家買取とは不動産会社に直接空き家を買い取ってもらうという方法のことです。
空き家の処分をどうしようか迷っている、というのであれば買取に出してみるのも一つの手段です。
まずは、空き家買取にどのようなメリットがあるのかを詳しくみていきましょう。

売却に時間がかからない

空き家買取を行うメリットの一つは、売却に時間がかからないという点です。
通常の売却であれば、空き家を購入したい、という人を見つけるのには時間がかかってしまいます。
しかし、空き家買取であれば相手が不動産会社であるため、スピーディーに売却が可能です

不動産会社が「買い取る」という意思を見せれば、そのまま査定・契約までスムーズに進みます。
契約書類などはすべて不動産会社が用意してくれるので、早ければ話がまとまって1月ほどで現金化できるでしょう。

費用や手間をかけずに売却できる

費用や手間をかけずに売却できるのも、空き家買取のメリットの一つです。
査定から契約書類の作成まですべて不動産会社に任せる事ができ、余分な費用や手続き関係での面倒ごとなど一切ありません

購入者にもよりますが、場合によっては水回りの修繕や空き家の取り壊し費用など、売主側で費用負担をしなくてはならない場合も考えられます。
その点、不動産会社の買取であれば、そういった費用の負担がありません。
そのため、売却しやすいといえるでしょう。

問題がある空き家でも売却しやすい

たとえば古くて修繕が必要であったり、立地条件がよくなかったりといった問題のある空き家でも売却しやすいのもメリットの一つです。
買取専門の業者であれば、そういった空き家でも活用する方法を知っているものです。

そのため、たとえ個人に対して売りにくい場合であっても、買取専門業者であれば買い取ってくれる場合も。
長く所有していればそれだけ維持コストがかさんでいくため、多少価格的に安いと感じたとしても買取専門の不動産業者に売却した方がかえっていい場合もあります

家財道具が残ったままでも売れる

個人に売却する場合は、家の中を全て片付けなくてはなりません。
当然、家財道具などを残しておくわけにはいかず、クリーニングを入れるなどの対処も必要になります。

しかし、不動産会社に売却する場合には、家財道具はそのまま残っていても買い取ってくれる場合があります。
不要な家財道具は、不動産会社が処分してくれるわけです
ただし、事前に不動産会社に家財道具は残っていてもOKかどうかを確認しておくようにしましょう。

契約直前のトラブルがない

契約直前のトラブルがないというのも、大きなメリットといえるでしょう。
個人に売却した場合、ローンが通らなかったり途中で気が変わったりと、何かとトラブルが予想されますよね。

そのほかにも、隣の家との境界があいまいだったり土地の利権関係が複雑だったりと、空き家の売却はとにかくトラブルの種が多くあります。
しかし、不動産会社の買取であれば、そのようなトラブルはほとんどありません
そのためスムーズに話を進める事ができます。

空き家買取のデメリット

塗装が剥がれた殺風景な部屋の一部。

空き家買取は、メリットだけではありません。
多くのメリットはありますが、もちろんデメリットもあります。
メリットだけでなくデメリットも知っておくことで、検討材料にすることができるでしょう。
ここでは、空き家買取に関するデメリットについて詳しく解説していきます。

売却価格が安くなる傾向がある

空き家買取の場合は、個人で売却するよりも売却価格が安くなる傾向にあります。
なぜなら、不動産会社も買い取った空き家を転売するためにリフォームをするなどして費用をかける必要があるからです。
当然、利益も上乗せして転売しなくてはなりません。
そのため、個人に売却するよりも2~5割程度安く査定価格を出されるでしょう

とはいえ、いつ売れるかわからない家を抱え続けて無駄に出費が増えるよりは、多少安くても手放したいという場合もありますよね。
査定された価格と今後の出費や手間をよく考えて、買取に出すかどうかを決めるといいでしょう。

買い取ってもらえないこともある

デメリットというよりは、不動産会社に買い取ってもらえない場合もあります。
不動産会社も、何でもかんでも買取している、というわけではありません。
きちんとしたノウハウがあり、手を入れれば売れる、適切な宣伝をすれば売れるという物件だからこそ買い取っているわけです。
どう頑張っても売れそうにない空き家では、不動産会社も買い取ることはできないでしょう。

不動産買取業者選びのコツ

庭に雑草が生えた状態の誰も住んでいない空き家。

不動産買取業者がたくさんあるから、どこを選べばいいかわからないという人もいるでしょう。
不動産買取業者を選ぶときには、どの点を重視して選ぶべきなのかというコツを知っておくことが大切です。

ここでは、選ぶためのコツについて詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

買取査定額の高い業者から優先的に選ぶ

不動産買取業者を選ぶときには、いくつかの業者で買取査定額を出してもらいましょう。
相場があるとはいっても、実際の買取査定額は空き家の損傷具合や立地、築年数などによって大きく変わってきます。
そのため、1社だけで査定してもらうと高いのか安いのかよくわからないわけです。

しかし、何社かで買取査定額を出してもらうと、大体の金額がわかりますよね。
その中でもあえて平均の金額や安い金額を選ぶ必要などないので、もっとも高い金額を付けてくれた業者を選ぶのがおすすめです

他社にはない買取サービスの有無で選ぶ

他社にはない買取サービスの有無で選ぶというのも、おすすめの選び方です。
不動産買取業者は、業者によってサービスが違ってきます。
例えば、不要な家財道具は処分してくれる・素早く無料査定してくれるなどです。
複数社で査定してもらう場合には、事前にどのような買取サービスがあるのかも調べておくといいでしょう。

得意な物件と実績で選ぶ

不動産買取業者には得意な物件とそうでない物件があります。
例えば、マンションのリノベーションが得意な業者・一戸建ての売買に多くの実績がある業者などです。

売却したい物件に対して、実績があるのか、得意な物件かどうかなどを考慮に入れて業者を選ぶようにしましょう
得意な物件であれば、高く買い取ってくれる可能性があるからです。
ホームページを見ればその業者の得意な物件や実績を確認することができるので、選ぶときの参考にしてみてください。

交渉の通りやすい買取業者を選ぶ

交渉の通りやすい買取業者を選ぶことで、少しでも高く売却することができるでしょう。
とくに買取価格に色を付けてくれそうな業者であれば、いうことなしですね。
とはいえ、業者によっては全く交渉の余地がないというところもあるため、注意が必要です。
できるだけ交渉に応じてくれそうな業者を選び、しっかり交渉して、より良い条件で売却できるようにしましょう

実際に利用した人の口コミを確認する

実際に利用した人の口コミを確認するのは、大切なことです。
口コミでの評判が悪い業者は、査定を依頼すること自体やめておきましょう。
インターネットで調べることで、すぐに口コミや評判は知る事ができるので、なるべくいい口コミが記載されている業者をえらんでください
実際に利用した人が「いい契約だった」と感じている業者であれば、信頼できるからです。

まとめ

空き家を持て余している・田舎に空き家があるけど今後も済む予定がないという人は、ぜひ買取を検討してみてください。
とくに様子を見に行くのも大変な遠隔地に空き家がある、という人は管理費用だけでもかなりの金額が必要になります。
できるだけ早く現金化したい、何とか空き家を処分したいというのであればぜひ、不動産買取業者に任せてみませんか。
スピーディーかつ手間がかからず、余計な費用をかけることもなく空き家を売却することができるでしょう。

関連記事

空き家のお悩み、お気軽にご相談ください

お電話でのお問い合わせ

営業時間:年中無休 9:00~18:00

メールでのお問い合わせ